れな泌尿器科・内科レディースクリニック

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当院は「泌尿器科クリニック」です。婦人科の診察・子宮がん検診は行っておりません。

間質性膀胱炎の食事療法〜膀胱に優しいレシピ〜

「食べられないから
「食べられるへのご提案

間質性膀胱炎について

感染や、腫瘍や過活動膀胱がないのに、膀胱に関連する症状が続き、日常生活に支障をきたす膀胱炎です。

原因は、解明されていませんが、膀胱の表面を覆っている細胞の異常や、過剰に免疫反応が起こってしまうことなどが最近の仮説として考えられています。
日本国内での診断は膀胱鏡でなされることがほとんどです。自己免疫疾患に伴って起こる、間質性膀胱炎が疑われる場合などは、さらにCT・MRI等の画像検査を受ける場合もあります。

軽度の方は、症状のある間通院して、症状が落ち着いたら治療が不要の場合も少なくありませんが、難病に指定される方の場合は、完治する、というものではなく、通院や治療を続ける必要があります。病気を完全に治すための特効薬、というものはまだなく、痛みをとる、膀胱が萎縮しないように尿を溜められるようなお薬を使う、など、お薬を調整します。外来で膀胱にお薬を入れる治療、入院し、麻酔を使って、膀胱を広げる治療や、膀胱の粘膜を焼く治療など、症状に合わせて、主治医と相談して治療を行っていきます。

他の難病指定されている病気とちがい、「間質性膀胱炎」の中に、難病に該当するタイプとそうではないタイプがあり、程度も様々です。ただ、共通することは、ほとんどの方が食べるものによって症状が強くなる経験をされていることです。

食事療法の効果は確かめられていますが、食品の影響は、個人差が大きく、避けた方が良い食品、とされるものを全て避ける、というような厳しい食事制限は、すべての患者さんに必要ではありません。また、これまで、避けた方がよい食品、の一覧表は数多くあるものの、どうやって、食べたらよいか、の情報はほとんど探すことができません。食事をする楽しみがないことも、大きなストレスになり、症状悪化を招きます。

そこで、当院では、どうやったら楽しい食事(食品、ではなく)ができるか、管理栄養士が、試行錯誤しながら「食べられるメニュー」を考案し、患者さんと、直接お話ししながら、さらに工夫をしていきたいと思っています。

院長
大野玲奈
管理栄養士
猪狩玲子

食品群ごとの摂取について

  • 非常に個人差があるので、必ずしもNGではない食品もあります。
  • 不安な時は、舐める程度の少量から試してみて下さい。
リスクの少ない食品
多くの人がOK
食品群、
食品
避けた方が良い食品
多くの人がNG/注意が必要
米、パン、そば、パスタ、うどん、もち、小麦、いも類、トウモロコシ、れんこん、はるさめ、かぼちゃ 穀類 防腐剤入りのパン

白身魚、貝類、カニ、エビ

牛肉、豚肉、鶏肉、羊肉

鶏卵

蛋白質性
食品
(魚、肉、卵)

鮮度の悪い青魚

既成の燻製肉
加工肉(ソーセージなど)

牛乳、
ナチュラルチーズの一部
(チェダー、モッツァレラなど)
乳製品 熟成チーズ
ヨーグルト
しょうゆ、みそ
(NGの場合は大豆不使用のしょうゆ、みそ)
大豆製品 豆腐、納豆、油揚げ、厚揚げ
りんご、スイカ、洋ナシ 果物 かんきつ類
(人によってバナナ、メロン、キウイはNG)
ほとんどの野菜
加熱野菜
野菜 トマト、トマト製品
大量の生野菜
オリーブオイル、紅花油
コーン油、ココナッツ油
マーガリン、
アーモンド
油脂類  
ハーブ類 その他 香辛料
アルコール
チョコレート

どうすれば楽しい食事ができるか

管理栄養士が考案!膀胱に優しいレシピ

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