院長コラム

陰部痛と外陰部ヘルペスについて

2022/06/13

膀胱炎とも違う陰部の痛み、では、単純ヘルペスによる症状の可能性があります。
性行為後に、発症、パートナーから勧められて来院される方、粘膜や皮膚にできものがある方、などは、いわゆる、性行為による感染ということで、治療を受けやすいかと思います。
一方、これまで言われたことはない、最近は感染するような機会はないはずですが、、、、と思われる患者さんでは、治療の機会を逃してしまうことがあります。
外陰部ヘルペスの原因である、単純ヘルペスウイルスは、いったん感染すると、腰・尾てい骨から陰部の皮膚に繋がる神経(正確には神経節)に住みつき、免疫力が落ちたとき、疲れたときなどに、陰部皮膚に症状を起こします。しみるような潰瘍ができる場合や、見た目にはきれいなのに、チクチクする感じ、ピリピリする症状を感じることがあります。
初めて感染したときに、必ずしも症状が起こるわけではないため、感染に気づいていないことが少なくありません。治療は、抗ウイルス薬を数日間服用します。治療と並行して、血液検査で、ウイルス抗体価の変化を見る場合もあります。頻回に再発する場合は、発症を抑えるための予防的な治療を行います。

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