細菌性膀胱炎の症状について
2022/10/31
「前にも膀胱炎と言われたけれど、今回はそのときの症状と違って、血尿が出る」「痛みが弱いが、においが気になる、、、」「血尿は出ないがおしっこするときの痛みが強い」など、前に経験した症状と違うことで、不安に思われる方が少なくありません。膀胱炎の症状は、炎症の強さや、細菌の種類(またはウイルス)によって、違うものです。
症状が違うからと言って、不安になりすぎることはありません。まず、尿検査を受けましょう。泌尿器科では、顕微鏡で、尿を観察して治療方針を決めます。また、治るまでの日数も、いつも同じとは限りません。治りにくいと感じる時もあります。全然よくならない、この症状はよくなった、他の症状が気になるようになった、など、心配なことは、遠慮せず相談されることをお勧めします。症状や経過によって、お薬をどうするか、検査を進めるか、など、今後の方針を相談して決めていきます。
ただし、処方されたお薬は、飲み切ることは大切です。