5月30日開催ご報告と本日のレシピ〜<海老のビスク風><めかじきのクリームソースかけ>
2024/06/07
「食べられないもの」から「食べられる食事」へのご提案
今回も天候の不安定な中、ご参加いただきましてありがとうございました。
今回は、オマール海老のビスク風に仕上がった、海老のビスク(今回は甘えびで作ってみました)をご紹介しました。海老と野菜のスープに塩を加えただけのシンプルなレシピです。またそれを、フランス料理のソースであるアメリカンソース風に使った1品もご提案させていただきました。
その他、この時期ならではのレシピを数種類ご紹させていただき、試食しながら話に花が咲く楽しい会となりました。
毎回参加された皆さんから様々なヒントをいただいたり、逆にきゅうりのキューちゃん風の漬物を作るポイントを教えていただいたりと、会話の中から生まれてくるレシピがたくさんあります。できるだけ多くの方にご参加いただき、ご意見をいただけたら有難いです。
管理栄養士 猪狩 玲子
<海老のビスク風>
有頭赤海老の殻と頭 4尾分
(有頭殻付きの甘エビ10尾位でもOKです)
にんにく 2かけ
オリーブオイル 大さじ1
料理酒 小さじ2
玉ねぎ 中1個
人参 1/2本
ローリエの葉 2枚
水 1000cc
塩 小さじ1(お好みでプラスしてください)
はちみつ 小さじ2
~作り方~
- 海老をむいて、殻と頭を取る
(この時、海老の目玉は取っておくと仕上がりが綺麗です)
2. オリーブオイルを入れた鍋でスライスしたにんにくを炒める
3. 2の鍋に海老の殻と頭を入れ中火で香りが出るまで、しっかり炒める
臭み消しの料理酒を振りかけ、よく炒めてアルコール分をとばす
香りが出るよう、頭を潰すように木べらでしっかり押さえながら炒める
4. 別の鍋に乱切りにした玉ねぎと人参、ローリエ、水を入れて火にかける
5. 4の野菜が柔らかくなり、水分が1/2程度になったらザルなどで濾してスープを3の鍋に入れ、香りを移すようによく混ぜる
6. 5の海老の殻を滑らかになるまで、ミキサーにかける
7. 6をザルに入れて、絞るようにしっかり押しながら濾す
8. 濾したソースと5で残した野菜を一緒にミキサーにかける
(この時、ローリエの葉は取り除く)
9. 8にはちみつを加え、味を見ながら塩で味を調える
温めても冷たくしても、美味しく召し上がれます
*ザラザラ感が残っているようなら再度濾してください
*海老の目玉を取っておかなければ、この時に砂のように残るため、下処理の段階で取っておいてください
*安価で簡単に作れるのに、オマール海老のビスクもどきになります。
<めかじきのクリームソースかけ>
~海老のビスク風(アメリカンソース)でさらに美味しい1品を~
ビスクスープ 50cc
牛乳 100cc
米粉 大さじ1
塩 1つまみ
(味は加減してください)
めかじき 2切れ
小麦粉 適量
油 適量
~作り方~
1. レシピNO7-7で作ったビスクを鍋に入れ、米粉を溶かした牛乳を
加えて火にかける
2. 1に塩を加えとろみが出たら、火を止める
3. めかじきは1切れを3等分にして、小麦粉をつける
4. フライパンにめかじきがかぶる程度の油を入れ、揚げ焼きにする
5. 4のめかじきに、2のソースをかける
*フランス料理のソースの一種であるアメリカンソースは、オマール海老の殻を使って作るソースですが、家庭でも手軽に美味しい出しが取れるので、是非お試しください
*めかじきでなくても、鶏肉のソテーや海老のグリルにかけても美味しく召し上がれます。