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院長コラム

最近の骨粗鬆症について

2020/04/29

骨粗鬆症とは「骨がもろくなって、骨折の危険性が増している状態」です。

閉経後の女性に多く、閉経後骨粗鬆症とも言われています。

最近の研究では、骨粗鬆症には、骨密度だけではなく、年齢、骨折を過去にしている、体格(やせ過ぎ)、生活習慣(喫煙、過度の飲酒)などがその危険因子として挙げられています。つまり、骨粗鬆症=骨密度低下、ではなく、骨折の危険性の一つとして骨密度を考えるようになったのです。

骨粗鬆症の主な原因は、閉経後のホルモンの変化(エストロゲン欠乏)によるため、男性に比べて女性に起こりやすく、日本女性医学会によれば、わが国の患者さんの人数は男性300万人、女性は980万人と言われています。

診断のためには、問診、診察に加えて、背骨のレントゲン撮影、血液検査、尿検査が必要です。

治療には、食事療法、運動療法、薬物療法があります。

食事療法は、バランスの良い食事であることはいうまでもありませんが、その上で、カルシウム、ビタミンD、ビタミンKを積極的にとることが大切です。厚生労働省が策定した基準では、治療時のカルシウム摂取は1日700〜800mが推奨されています。

運動療法は、食事療法とともに重要です。閉経後の女性ではウオーキング、ランニング、エアロビクスなどのやや強めの運動がよいとされています(Benard A, Bravo G, Gauthier P: Meta-analysis of the effectiveness of physical activity for the prevention of bone loss in postmenopausal women. Osteoporos Int 7:331-337,1997)高齢者では、日常生活で活発に体をうごかすことが勧められます(日本女性医学学会)。

 

薬物療法

骨折により骨粗鬆症と診断された場合や、骨密度が非常に低い場合は薬物療法を始めます。

閉経後の女性では、新しい骨ができるスピードより古い骨が壊れるスピードが速くなることにより骨密度が低下することが多いため、壊れるスピードを遅くするお薬が頻繁に処方されます。一方、高齢の患者さんでは、カルシウムを体内に取り込むのを助けるお薬を使います。その他にもいくつかのタイプがあり、お薬を使い分けて治療を行います。治療効果は、血液や尿の検査を行って判定されます。

当院では、超音波を用いた検査を行っており、骨折のリスクを調べることができます。

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