母校の大学名が変わって思うこと〜東京科学大学
2024/11/12
2024年10月1日に、母校である東京医科歯科大学が、東京工業大学と合併し「東京科学大学」に変わりました。
同級生たちと、新しい大学を見に行こう、と10月下旬にお茶の水に集まりましたが、建物についている大学名は東京医科歯科大学のままで、拍子抜けでした。今年度の予算では無理、という噂で、さすが、国立大学(独立行政法人ですが)と参加者全員苦笑い。
慣れ親しんだ大学がなくなることに、複雑な思いはありますが、合併したからには、新しい大学になったことで、日本や世界にさらに貢献してほしいと願っています。
私自身を振り返りますと、東京医科歯科大学に入り、勉強や研究に熱心で、真面目でそして謙虚な先生方に学び、その姿を追いかけていた気がします。
卒業してから30年近く経ちますが、指導を受けた先生を見習って、続けていることがあります。毎日来院される患者さんの予習と復習をすることです。事前に検査の結果を確認しておく、問題点はなにか、治療方針を考えること。患者さんが帰られてからは、診療のまとめ、新しい課題を書き出すこと、今後のプランがあれば書いておく。そして、日々、正しく治療ができているか、内容を正しくお伝えすることができているか、反省しています。
まだまだ至らない事ばかりですが、これからも患者さんと医療に対して真摯に取り組んでいく所存です。
限られた時間内でうまくお話しできないことがあるかと思いますので、説明がわかりにくいことなどありましたら、ご質問ください。